尾木ママ バス事故に規制緩和に警鐘
教育評論家の尾木直樹氏(69)が30日、公式ブログを更新し、自身が指導する法大ゼミ生4人が犠牲者に含まれた軽井沢スキーバス事故で、当該の貸し切りバス会社が認可取り消し処分となることに「当たり前です!今さら…遅すぎるでしょう 四人の命 戻りません!」と、あらためて悲しみと怒りを表した。
尾木氏はブログ上で2000年の規制緩和以降、現在4500社のバス会社が認可されているにもかかわらず、国交省の監査官は360人で年間1~2割のバス会社しか監査できていないことの報道を引用した。
「これじゃ『未必の事故』起きるべくして起きた『事故』と言わざるを得ません…」などと訴えると、規制緩和という政策全体に対して「安全・安心の監査機能しなければ、ただの『野放し行政』ではないでしょうか!?」と記した。