尾木氏、氷点下8度の事故現場で献花
ゼミ生10人が乗車していたスキーバスが転落事故に遭い、4人の教え子を亡くした尾木ママこと法政大教授の尾木直樹氏が24日、事故現場を訪れて献花したことをブログで報告した。
朝の生番組で事故について語った尾木氏は、重傷を負って入院中の学生を見舞うと、その足で軽井沢へ向かった。現場は軽井沢の山中で、気温はマイナス8度だった。
献花は、女子学生には少し華やかなキキョウの花を、3人の男子学生には法大カラーのオレンジの花も添えた。
寒さに震えながら手を合わせた尾木氏は、改めて「悔しさが込み上げてきました」という。
「あと一カーブ乗りきれば 直線で緩やかな…」。しかしバスは、その最後の急カーブでつかまった。
「残念無念としか言いようがありません…本当にあと少しなのに…」。現場に立った尾木氏は思っても仕方ないことにどうしてもこだわり、また悔し涙を流したようだ。
