松平健 “笑顔封印”で役作り
俳優の松平健(62)が18日、都内で「池波正太郎時代劇スペシャル 顔」の製作発表会に登場、製作現場では「笑わない」という苦労話を披露した。
松平が演じる主人公の木村十蔵は、裏の顔を持つ男の役。松平は「ぼくは将軍、ヒーロー、さわやかといったそんなイメージがあるのですが、今回の役はそういったことが一切無いので、自分にとっても挑戦の役だと思っている」と話し、撮影中も「できるだけ笑顔を出さないようにしている」と、“笑顔封印”で撮影に臨んでいることを明かした。
この日も黒の和服姿で登場するも、表情は終始硬いまま。それでも、時代劇がどんどんテレビからなくなっているという危機感から「時代劇が好きな大人の方に喜んでもらえるオリジナルドラマを作っていただき、大変うれしく、ありがたいと思っている。また今回は劇団EXILEの小野塚勇人君も出ているので、若い人にも(時代劇を見るきっかけが)広がっていけばと思っている」と話していた。
