妖怪ウォッチ“世界進出”を宣言

 公開中の映画「妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」の初詣&超大ヒット祈願イベントが8日、東京・神田明神で行われ、同シリーズのクリエイティブプロデューサー・日野晃博氏(47)が出席。妖怪ウォッチの“世界進出”を宣言した。

 今作は昨年12月19日に公開され、1月6日までの興行収入は42億5700万円。観客動員は390万人を突破し、公開第1、2週と連続で世界的な話題作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を上回る大ヒットを記録した。

 21体の人気キャラクターの着ぐるみとともに登場した日野氏は「個人的にスター・ウォーズのファンなので、いろんな思いがありましたが…」としつつ、「怪物のような大きな作品と比較されることだけでも光栄ですし、十分渡り合ってる感じを作れただけでも快挙だと思うので、これからも世界と戦えるコンテンツとしてしっかり育てていきたい」と話した。

 映画としてハリウッドへの進出意欲を問われると「海外でも大ヒットさせたいと思ってますので、ハリウッドもその1つの目標だと思っています。頑張って進めたいです」ときっぱり。“ホーム”で「スター・ウォーズ」を凌駕したことを自信に、逆に海外へ打って出るプランも明かした。

 この日はアニメ放送開始から丸2年の記念日。日野氏は「1年目は僕らが予想している以上に盛り上がって、ブームを作ることができた」と喜びつつ、「2年目、3年目はそれをどこまで長く継続できるかを目標に頑張っているので、いろんな仕掛けがありますし、新たなメディア展開も考えています」と今後についても口にした。

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