黒柳徹子 車イス通院報道を否定

 女優で司会者の黒柳徹子(82)が平成27年度のゆうもあ大賞に輝き、9日都内で行われた授賞式に出席した。10日発売の週刊誌では車イスを使い、通院していると報じられているが、「車イスには乗っておりません」と否定。一方で、今後は重要な仕事には車イスを使用する可能性を示唆した。黒柳は大みそかに放送される「第66回NHK紅白歌合戦」で史上最年長司会を務めることが決まっており、長丁場の生放送を乗り切れるのか、など体力面を心配する報道も続いていた。

 黒柳は車イスでの通院報道に、「私は車イスには乗っておりません」と否定。その上で「もう少したったら重要な仕事には車イスで行こうかと思う。(ハリウッド女優の)マレーネ・ディートリッヒもそうでした」と明かした。

 この賞は“ユーモア”で世の中に明るい話題を提供してくれた人物に贈られる。黒柳の受賞理由は「テレビタレントの第1号であり、テレビ誕生以来レギュラー番組を持ち続けている唯一の人」。この日の表彰式では、スタッフの助けを借りながらも、自分の足でスロープから壇上へ登った。

 黒柳は現在も就寝前のスクワット50回と30秒の相撲の立ち合いポーズで足腰を鍛えていることを説明。健康体を強調しながらも、総合司会を務める紅白については「どんなことをするのか分からない。何も打ち合わせしてないから」と不安をのぞかせていた。

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