蛭子能収、修造に日めくり特許化を提案

発売された自身の日めくりを手に、ご機嫌の蛭子能収=都内
日めくりを手に印税を気にする蛭子能収=都内
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 漫画家でタレントの蛭子能収(68)が3日、都内で、自身の金言を31日分集めた日めくり「生きるのが楽になる まいにち蛭子さん」(パルコ出版)の出版記念サイン会を行った。

 日めくりと言えば、スポーツコメンテーターでタレントの松岡修造(48)が昨年、「まいにち、修造!」を出版して大ヒット。11月には第2弾の「ほめくり、修造!」を出したばかり。報道陣から「パクリではないか」と指摘された蛭子は「たぶん、そうですね」と素直に認めて会見場は爆笑に包まれた。

 さらに蛭子は「松岡さんの日めくりが売れたからといって、他の人が似たものをドンドン出していいんですかね」と自分を棚に上げて芸能界の“日めくりブーム”に問題提起。「特許とか取れないんですかね」と提案したが、日めくりは松岡に限らず、昔から松下幸之助氏をはじめ、数々あったことを指摘され、“日めくり特許案”は却下された。

 熱血漢で体育会系の松岡とは対照的に、蛭子の言葉は「人生には『前向き』だけじゃなく『後ろ向き』も必要ですよ」「空気を読んでそんなにいいことあります?」と脱力系の言葉が並ぶ。「読んでいて楽になります」という会場の言葉に、「だったら書いたかいがありました」と笑顔を浮かべたが、やはり気になるのは印税だ。

 蛭子は「松岡さんは日めくりが百万部売れて1億円の印税が入ったらしい。俺のは1冊千円で3万部が目標。1冊当たり印税が700円入るから…」と計算しだしたが、この発言から印税が70%と思い込んでいたことが発覚。関係者に「7%です」と指摘されると、「じゃ1冊70円か…。3万冊売れても210万円か。それで事務所にいくらか取られて…」と“取らぬ印税の銭勘定”をはじめる始末だった。

 最後に、多忙だった1年を漢字1文字で表すと何かと問われ、「路」と返答。蛭子は「ロケが多かったので、ロケの“ロ”」と理由を語るも、報道陣に「それはカタカナでしょ」と突っ込まれ、「路線バスの“路”ですか?」とフォローされて「あ、そうだ!」と、天然ボケのエビス流は健在だった。

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