8・6秒 流行語逃し「漫才頑張る」

 来年1月11日になんばグランド花月で行われる「第1回上方漫才協会大賞」の概要が1日、この日、オープン1周年を迎えた大阪市中央区の「よしもと漫才劇場」で発表された。

 若手芸人育成を目的とした「よしもと漫才劇場」をに出演してきた8・6秒バズーカーやコロコロチキチキペッパーズら若手約200組が対象。テレビなども含め1年間の活躍が評価される。

 賞は「協会大賞」のほかに「新人賞」が設けられる予定。また、部門賞として「文芸部門賞」、「トータルコーディネート賞」のほかに一般のファンや芸人が投票するコンテスト形式のものも。さらに今後、新たな賞を増やすという。

 この日は、同劇場のオープンと同時に発足された「上方漫才協会」の会長を務める中田カウス(66)も会見に同席。カウスは「いろいろな賞がありますが、この賞が一番権威ある賞にしていけたら」と「M-1」など賞レースへの“殴り込み”に意欲を見せた。

 現時点で「大賞」に近いコンビとして「8・6秒バズーカー」の名を挙げたカウス。2人はこの日、「ラッスンゴレライ」を封印し、料理をテーマにした漫才を披露。このネタにカウスが「わりとイケるなバズーカー。もう終わりかけているのにな」と“毒”を交えながら激励していた。

 ラッスンはこの日、発表された流行語大賞の大賞、ならびにトップテン入りを逃し、落胆。“敗因”について8・6秒の田中は「上半期頑張りすぎました」と分析。はまやねん(24)も「下半期も頑張りたかったんですけどね」と“息切れ”を挙げた。

 また、来年へのリベンジについて「ちょっと流行語大賞がトラウマになりかけているんで」と田中は乗り気でない様子で、「(中田)カウス師匠から漫才を頑張るように言われたので、漫才を頑張って芸の方でなんとか」と流行語を追わず、漫才に精進することを誓った。

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