“あさちゃん”鈴木梨央の京都弁に感心

舞台あいさつに登壇した鈴木梨央=大阪市北区の梅田ブルク7
舞台あいさつに登壇した鈴木梨央(左)と瀬戸朝香=大阪市北区の梅田ブルク7
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 人気子役の鈴木梨央(10)が4日、大阪市内で行われた映画「リトルプリンス 星の王子さまと私」(21日公開)の特別試写会で女優・瀬戸朝香(38)とともに舞台あいさつに登壇し、京都弁を披露した。

 鈴木は放送中のNHK連続テレビ小説「あさが来た」(月~土曜、前8・00)のヒロインの幼少役で京都弁の演技を経験。冒頭で「今日は来てくれはって、毎度おおきに!大阪の町は活気があって、えらい気に入ったわ」とハキハキした京言葉であいさつ。あさの幼少期と重なる言い回しに客席からは和やかな笑いとどよめきが起こった。

 埼玉県出身の鈴木にとって、京都弁は「イントネーションが難しかった」といい、「あさが来た」では一人称「うち」のアクセントを特に指導されたエピソードを明かした。10歳とは思えない的確な受け答えに瀬戸は「しっかりしてますよ、本当に」と感心しきり。「しっかりしてないですよ、全然」という鈴木の“しっかりした”返しで再び大人たちを驚かせていた。

 また、プライベートでは祖父のことを「おじいちゃん」ではなく、「おじいくん」と呼んでいることを告白。「“ちゃん”だと女の人みたいになっちゃう。男の人だから、そういうふうにしようと思って」と笑顔で説明。子供らしい一面も見せていた。

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