海老蔵長男、11月に初お目見得
歌舞伎俳優の市川海老蔵(36)が2日、長男・勧玄君(2つ)が、11月の十一世市川団十郎の追善公演で初お目見得を果たすことを公式ブログで発表した。
日ごろから、海老蔵の芝居のDVDを見ては所作をまねて遊ぶ勧玄君の姿に目を細めてきた海老蔵は、「嬉しい…涙」とつづった。
初お目見得の舞台は昭和の名優とうたわれた海老蔵の祖父・十一世団十郎の追善公演「吉例顔見世大歌舞伎」で。勧玄君は夜の部の舞踊「江戸花成田面影」で海老蔵と共演する。
一昨年2月3日に亡くなった海老蔵の父・十二世団十郎の生まれ変わりであるかのようにその死のすぐ後、13年3月22日に生まれた勧玄君。折りに触れ海老蔵はそんな勧玄君のことを「父に似ている」と、本当の生まれ変わりのように思ってきた。
ブログには長女・麗禾ちゃんの顔は掲載しないものの、勧玄君については誕生後すぐ「後継者」として位置づけ、多くの写真を掲載してきたことから、その初お目見得を待ち望むファンも多かった。
海老蔵自身は5歳だった1983年、「源氏物語」の春宮役で初お目見得している。