江口洋介 子供との絆は食卓以外にあり

イベント後、生徒たちに囲まれる江口洋介=東京・十条
防災イベントを行った(左から)江口洋介、やべきょうすけ、永瀬匡=東京・十条の帝京中学校
防災イベントを行った(左から)堤幸彦監督、江口洋介、やべきょうすけ、永瀬匡=東京・十条の帝京中学校
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 俳優の江口洋介(47)が「防災の日」の1日、都内の中学校で主演映画「天空の蜂」(12日公開)の防災訓練イベントに登場した。

 映画では原発テロと戦う、巨大ヘリコプターの設計士役。家庭をなおざりにしていた主人公が悪に立ち向かい、息子との絆を取り戻していく物語とあって、実際に2児の父である江口は「(自分は子供との)食卓じゃないコミュニケーションを大事にしている。ゲームよりリアルな人との付き合いが大切」と力説した。

 上昇するヘリにしがみつくシーンもあり「トム・クルーズ風のアクション」と、トム主演の映画「ミッション・インポッシブル」に絡めたジョークも飛び出したが、集まった生徒230人の反応はイマイチ。思わぬ“塩対応”にも江口は「ちゃんとオレの顔を見ろよ!!」「反応が薄いですね。真顔でにらまれてます」とツッコミを入れ、コミュニケーションの大事さを有言実行した。

 この日はほかにも、共演のやべきょうすけ(41)と永瀬匡(22)が生徒たちと災害時の行動を二択から選ぶ「クロスロードゲーム」に挑戦した。

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