間寛平 震災復興支援駅伝ゴール

 タレント・間寛平(66)が中心となって開催した、東日本大震災の復興支援駅伝「RUN FORWARD KANPEI みちのくマラソン2015」が21日、最終日を迎え、福島県いわき市の「スパリゾートハワイアンズ」にゴールした。

 この日午後に最終走者を務めた寛平がゴールすると、約500人の観客が拍手。福島県郡山市出身の俳優・西田敏行も駆けつけた。

 今年で4回目となった復興支援駅伝は、11日に岩手県宮古市をスタート。被災者との交流イベントを同時開催しながら、35人の芸人が岩手、宮城、福島県の29市町村・522キロをたすきでつないで走破した。

 寛平は「沿道の人とも仮設住宅の方とも楽しく過ごし、笑っていただきました。4年前と比べ、仮設住宅に住む人の数がだんだん減ってきて、それだけ復興が進んでいるんやと感じました」と話した。一方で「今年は20カ所くらい訪問したけど、まだ行ってないところはあるから来年は倍くらいに増やしたい。じいさんの格好で杖持って走ったりしたい」と、来年以降はランナーが仮装するなど、これまで以上に盛り上げる計画を話し合っていることを明かした。

 ねぎらいに駆けつけた西田は「2003年の『釣りバカ日誌』で寛平さんに地元高知で出演してもらった。その時もロケ現場から宿舎まで走って帰られていて、その後ろ姿が格好よく、感動を伝えてくれるランナーだと思っていました」と振り返った。寛平が復興支援駅伝を毎年開催しているため「一度どこかで応援したいと思っていた。その思いが今回かなってよかった」と話し「本当に(東北を)元気にしてもらってうれしいです」と感謝した。

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