鶴瓶&小籔で復活パペポ「またやろう」

 落語家の笑福亭鶴瓶(63)と吉本新喜劇座長の小籔千豊(41)が25日、大阪市のNHK大阪放送局で夏季特集番組「ヤブツル~鶴瓶・小籔の大阪夜話~」(総合、8月22日午後11・30)の収録を行った。

 同番組は鶴瓶が芸能界を引退した上岡龍太郎氏(73)と危険なフリートークを展開した読売テレビ制作の「鶴瓶上岡パペポTV」(87~98年放送)をイメージ。伝説の人気番組と同様に事前の準備も台本もなく、2人で巧みな話術の応酬を繰り広げた。

 小籔は中学・高校時代に「公開収録に30回くらいは行ってる」というほど大のパペポファン。鶴瓶は「小籔はこんなことをやりたいと思ってるやろうと、『パペポ』を再現した。小籔なら絶対できると思っていた」と今回の趣旨を説明した。

 小籔は「パペポ世代からすると、USJのスパイダーマンみたいな感覚。テレビで見ていたスパイダーマンが3Dで出てくる感じ」と鶴瓶とのトーク番組共演を表現。「本番中にも何回か『俺、鶴瓶としゃべってるやん』と思った。死ぬ前に『俺、鶴瓶と2人でしゃべったんや』と死に神に自慢できるお仕事でした」と小籔節で喜んだ。

 1時間弱の収録を終えた鶴瓶は「やっぱりおもろい。しゃべっててもすごくいい。気持ちよかった」と小籔を絶賛。「今度また機会があったらやろうや」と呼び掛けられた小籔も「ぜひ。光栄です」と応えた。

 同局では季節ごとのレギュラー化を目指す方向。1回目は30分番組で放送するが、今後については「45分とか60分の長い尺でやりたい」(佐橋陽一チーフプロデューサー)と構想を明かしていた。

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