大阪・朝日放送（ＡＢＣ）の脇阪聰史社長が２４日、大阪市内で定例会見を開き、今冬に５年ぶりに吉本興業との共催で復活させる漫才コンテスト「Ｍ－１グランプリ２０１５」に関して、芥川賞を受賞した又吉直樹（３５）＝お笑いコンビ・ピース＝の出場を熱望した。

　６月末にエントリー受付が開始され、８月に１回戦が始まるが、脇阪社長は「エントリーが順調と聞いておりますが、是非出ていただきたいのが“某先生”のコンビです。話題の方ですし、社長として個人的に出ていただきたい」とピースにラブコールを送った。

　今年は出場資格が従来から拡大され結成１５年以内となっているため「ピースの場合は、２００３年の結成と聞いておりますので、十分に資格がある。首を長くしてお待ちしております」と呼びかけた。

　「５年ぶりに復活させるからには、コケるわけにいかない。視聴率も」と同社長。年内に行われる決勝戦の期日に関しては「裏番組なども含めて、入念に精査しているところです」と説明した。