森口博子 元祖バラドル誕生の秘話明かす
デビュー30周年を迎えた歌手の森口博子(47)が、47回目の誕生日となった13日、都内でバースデー&30周年記念イベントを開催。約500人のファンを前に記念シングル「I wish ~君がいるこの街で~」など5曲を熱唱した。
イベントの最後には元横浜銀蝿のJohnnyで、所属レコード会社で長年にわたり自身の担当を務める浅沼正人氏から、ファーストアルバムの写真が飾られたケーキを贈られ「アッという間でしたが、自分の成長を振り返ればまだ30年です」とさらなる成長を誓った。
47歳となったがまだ独身。最近の恋愛や婚活には「“婚活”という言葉を忘れていた。記念イヤーで今は音楽と相思相愛。白馬の王子様は落馬してます」とすっかりご無沙汰の様子。誕生日当日のこの日の予定にも「イベント後は、コンサートに備えてジムに行きます。移動の車の中で着替えて、着いたらすぐに鍛えます」と苦笑いだった。
今ではアイドルがバラエティー番組に出演するのは当たり前だが、さかのぼれば、バラエティーに出演するアイドル『バラドル』というジャンルを開拓したのが森口。それも「事務所からリストラに遭いそうになり『何でもやります』と言って、出演したのが最初」とバラドル誕生の秘話明かし、「そこから仕事も広がり、多くの出会いが生まれ、多くの人に支えられてきた」と感謝した。
今回の30周年記念の「I wish」は30作目のシングル。「仕事がない時が一番つらかった。そんな時に、歌わせてもらえたのがありがたかった」と、この日も歌えることの喜びをかみしめるように、ステージで熱唱していた。
30周年記念コンサートを、今月27日に地元・福岡市のキャナルシティ劇場、7月12日に東京国際フォーラムで開催する。