宝塚歌劇団の元トップスターで女優の和央ようか（４７）が１２日、東京・芝公園のメルパルクホールで、ナビゲーター役で出演するバレエ公演「ＨＩＢＡＲＩ」のゲネプロを公開した。美空ひばりさんの人生を、ひばりさんの２０曲の歌と、ブロードウェイで活躍する世界的振り付け師のリン・テイラー・コーベット氏が振り付けしたバレエで表現する公演。

　和央は、ナレーションに加え、スクリーン映像のひばりさんと共演するほか、「悲しい酒」を生前の歌声とのデュエットを披露する。「ひばりさんの公演ということで、どうしてもやりたかった。参加できて幸せに思う」と喜び、ひばりさんの歌には「簡単そうだけど情感、リズム感があり、ひばりさんのようにはいかない。リスペクトして歌いたい」と話した。

　また和央は、婚約中の米国人作曲家、フランク・ワイルドホーン氏と今夏にゴールインし、ハワイで挙式することを明かしている。公演には多忙のため、見に来る予定はないが、ひばりさんの歌には「すてきな歌詞だね」と話していたという。公演は１３、１４日に同所で。