女優の波瑠（２３）がヒロインを務めるＮＨＫの次期連続テレビ小説「あさが来た」（９月２８日～）の主要キャストが２３日、大阪市内で発表され、波瑠の姉役として宮崎あおい（２９）が登場した。宮崎の義母を演じるのは萬田久子（５７）。萬田は「あおいさんをどうやっていじめようかしら」と“嫁いびり”を宣言した。

　萬田は波瑠や宮崎ら２０代の女優を前にして「私にもこんな初々しい時代があった」と懐かしそうな表情。その上で宮崎の義母を演じることに「嫁に来るあおいさんをどうやっていじめようかしら。耐えてくださいね」と自身の前に座る宮崎に不敵にほほ笑んだ。宮崎は振り向いて苦笑いを浮かべた。

　３月に放送が終わった朝ドラ「マッサン」でも、女優泉ピン子がヒロインのシャーロット・ケイト・フォックスを義母としていびるシーンが話題に。

　萬田はいじめ役の心構えについて「ピン子さんの写真を胸に抱いてのぞもうかしら」と泉を“嫁いびりの師匠”にあげた。一方で「宮崎さんはとてもかわいい」と、いじめたくない思いも。「普段から仲良くしないほうがいいのかな」と言うと宮崎が振り向き、その笑顔にほだされたのか萬田は「飲みに行きましょう。大阪は詳しいから」と葛藤する思いを語っていた。