未練の高橋&笑顔の三船 対照的な会見

 離婚係争中のロックバンド・THE虎舞竜の高橋ジョージ(56)と女優・三船美佳(32)が17日、東京と大阪でほぼ同時刻に別々に会見を行った。高橋は17日、午前10時過ぎから都内の所属事務所で、三船は現在の住まいがある大阪で午前9時40分から会見。「今が幸せ」とすっきりとした笑顔で再出発への意欲を語った妻に対し、未練たっぷりの表情で「やり直したい」と繰り返した夫の姿はあまりにも対照的だった。

 夫妻は同じ事務所に所属しているが、離婚問題が明らかになった16日、三船が単独で報道各社にファクスで離婚の決意を示した文書を送付。高橋側はコメントを出さず、“後手”に回る形となった。この日の会見では、三船側から離婚訴訟の訴状が高橋の元に届いたのが前日の16日であることが高橋側の説明で判明。戸惑いぶりは隠せなかった。

 高橋は会見で「会って話をしたい」「残り1%でも可能性があるなら、踏ん張りたい」「夫婦としてもう一度やり直せたら」と未練を何度も口にした。約30分の会見の最後にはトーンダウンし、「パパと(娘が)月に1度くらい会って、ママが育てるというのもいいと思う」と譲歩案を口にするなど、妻の離婚の決意は十分に分かった上で、それでも最後の1%の可能性にかけているように見えた。

 一方の三船は、大阪・ABCでレギュラー番組に生出演後、待ち構えた報道陣に笑顔を交えて対応。「母として、1人の女性として決めたこと」「ちゃんと段階を経て話し合いはしました」と気持ち的には“決着”がついていることを強調。16歳で結婚し、16年間続けてきた夫婦関係の修復はもはや不可能であることは明白だった。

 慰謝料は求めておらず、三船側は離婚と親権を要求。「意地悪して離婚したくないと言ってるんじゃない」と主張する高橋だが、離婚を認めずに調停が決裂。裁判で決着すべく、三船が離婚を求めて提起する事態となった。

 この日も「とにかく会って話をしたい」「もう一度やり直せたら」という主張は変わらず。夫婦の温度差だけが際立った。

 夫婦で同じ事務所だった芸能人の離婚といえば、昨年6月に離婚したつちやかおりと布川敏和がいる。三船同様、家を出て別居し、離婚の決意を固めていたつちやが布川より先に晴れ晴れとした表情で会見を開き、その後、布川が「初耳。びっくり」と現実を受け止められない表情で会見したことは記憶に新しい。

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