土屋アンナ側 原告側の和解拒否に遺憾

 主演舞台「誓い~奇跡のシンガー」を降板した土屋アンナ(30)に約3000万円の損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が15日、東京地裁で行われた。小林久起裁判官から、土屋側に「解決金200万円を払う」という和解案が提示されたが、原告の舞台プロデューサー甲斐智陽氏側が和解勧告を拒否した。

 土屋の母で所属事務所社長の土屋眞弓さんは、閉廷後、直筆署名入り書面でマスコミ各社にファクスを送付。和解勧告に応じる方針だったことを説明し、「私共は、この裁判が早く終結し、舞台のモデルになられた方、ファンの皆様、関係者の皆様、世間の皆様に、良いご報告が出来ます事を心より願って止みません」と原告側の和解勧告拒否に遺憾の意を表明した。

 この日、眞弓さんは証人として出廷。閉廷後、取材陣に囲まれ「後でコメントを出します」と話していた。

 裁判所からの和解案は12月11日付けで示されていた。和解を受け入れようとした土屋側に対し、原告側は「受け入れられない」と拒否した。

 閉廷後、舞台製作側代表で脚本・演出担当の甲斐氏は「この和解案はふざけんじゃねえ、という感じ」と突っぱねた。次回は1月26日の予定。

 【舞台降板騒動の経緯】

 ▼13年7月29日 製作側が、土屋の主演舞台の上演中止を発表。土屋がけいこを無断欠席したためと説明した。土屋側は事実無根の内容と反論。舞台原案の著者・濱田朝美さんがブログで「土屋アンナさんは全くの無実です」と擁護。

 ▼8月9日 甲斐氏ら製作側が、土屋と所属事務所を相手に3026万円の損害賠償請求訴訟を起こす。

 

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