宝塚「PUCK」 初演涼風真世も観劇

 宝塚歌劇団月組公演「PUCK」(~11月3日、東京宝塚劇場11月21日~12月27日)が26日、兵庫・宝塚大劇場で初日を迎えた。

 シェイクスピアの「真夏の夜の夢」をモチーフにした同作は、1992年に涼風真世が初演し、話題を呼んだ。今回はトップスター龍真咲(りゅう・まさき)の強い希望により22年ぶりの再演となった。

 「ファン時代から大好きだった。何度も何度も実況CDを聞いて、登場人物全員のセリフが言える」というほど思い入れのある作品だけに、初日から完成度の高い芝居に。熱のこもった芝居を見守った涼風が「素晴らしい」と賛辞を送ると、龍も「まさか初日を見ていただけるなんて」と感無量の面持ちを見せた。

 宝塚歌劇100周年の今年は、花組の蘭寿とむ(らんじゅ・とむ)や雪組の壮一帆(そう・かずほ)らが退団し、宙組の凰希かなめ(おうき・かなめ)、星組の柚希礼音(ゆずき・れおん)らも退団を発表している。一方で龍とW主演を務めたこともある明日海りお(あすみ・りお)が花組新トップになるなど、龍がトップを務める月組以外は激動。「蘭寿さんや壮さんは特別出演していただいたこともあるので、寂しいですね。これからは私も下級生に何かを盗んでもらえれば」と、トップ5作目の風格を見せた。

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