南座 「吉例顔見世興行」に松本幸四郎
京都南座での歌舞伎公演「吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎」(11月30日~12月26日)の製作発表会見が9日、大阪市内で行われ、演目と出演者が発表された。
東京からは7年ぶりとなる松本幸四郎(72)をはじめ、中村橋之助(49)らが出演。昼の部の「仮名手本忠臣蔵七段目」は中村勘九郎(32)、中村七之助(31)の兄弟が演じ、「十八世中村勘三郎を偲んで」のタイトルで上演される。昨年は右肩腱板(けんばん)断裂の治療のため休演した片岡仁左衛門(70)も出演する。
松竹の安孫子正副社長は「それぞれのお芝居がそれぞれのいい配役で組めた。話題性も織り込みながらの公演になっていると思います」とPRした。
また、南座では同公演を前に11月3日から約3週間の日程で舞台の総張り替えが行われることも発表された。
チケット予約は前半分(11月30日~12月13日)が11月15日から、後半分(12月14~26日)が11月29日から。