タレントの薬丸裕英が２８日、ＴＢＳ系のバラエティー番組「櫻井有吉アブナイ夜会」に出演し、ジャニーズ事務所に在籍していた時代の秘話を明かした。

　番組ＭＣの嵐・櫻井翔、有吉弘行から仲のいい芸能人を聞かれた薬丸は「一番長くて、たまにしか会わないけど友人と言えるのは東山紀之です」と明かした。薬丸は「学年は彼が１つ下。でも、ジャニーズ事務所に入ったのは彼の方が先。お互いがジュニアの時は本当によく２人で遊んでいた」と振り返った。

　薬丸は、ジャニーズ時代は３人組の「シブがき隊」に所属。人気を誇ったが「すぐに下がった」と表現した。その時に出てきたのが東山が所属する「少年隊」だったという。

　薬丸は、少年隊が出て来た時に「だめだこりゃって思った」と語った。その理由を「少年隊はすごい努力をしていた。合宿所でマイケル・ジャクソンのビデオをすり切れるほど見ながらステップを研究していた。（客からの）見られ方も。毎日何時間も勉強していた」と感嘆した表情で話した。

　しかし、シブがき隊は「レッスンの『レ』の字も知らなかった」と練習に励まなかったことを明かした。テレビ出演した際、足を左右に動かすだけのステップも３人で合わなかったそうで、櫻井、有吉と実演。２人がマル秘エピソードに爆笑すると、薬丸は「ジャニーさんにすっごい怒られて。『ｙｏｕたち、信じられない』」とジャニー喜多川社長に激怒されたことを語った。

　また、薬丸は２１歳の時に「芸能生活で初めて週刊誌に写真を撮られた」と振り返った。「さすがにへこんで」家からも出られず、何日も食事できない日々が続いたという。薬丸は「その時に、東山が自宅に叙々苑の焼き肉弁当を持って来てくれた。友達ってのはこういう人のことをいうだなと思った」とかみしめるように話した。

　後輩にあたる櫻井が「グッときますね」と感想を語ると薬丸は「くるでしょ」と応じた