レギュラー西川 審判員ギャグ出番なし

 “あるある探検隊”の持ちネタでおなじみの、お笑いコンビ・レギュラーの西川晃啓(34)が20日朝、大阪・なんばグランド花月で行われたサッカーW杯の日本‐ギリシャ戦のパブリックビューイング(PV)に参加。2年前に資格取得(4級)したサッカー審判員の格好で登場したが、日本代表の戦いに会場が緊迫しすぎて、準備していた審判員ギャグを出せないまま、試合終了を迎えた。

 早朝から868人が集まったPVのステージで、試合開始時には景気よく笛を吹いた西川。ゴールが決まって会場が騒然となれば、仕込んでいたイエロー&レッドーカードを繰り出す予定だったという。しかし、試合は0‐0の緊迫状態で進み、会場は大型スクリーンに釘付け。日本がチャンスを迎えると、強烈な歓声があがり、2度にわたり、ゴールが決まったと勘違いして総立ちになる一幕もあったが「全くギャグをやれる空気じゃなかったですね」と西川。サポーターの気迫におされて、毅然?とカードを出せずじまいだった。

 たしかに空気を読んで正解、の雰囲気だったが、芸人としては“敗戦”。「試合が勝ってたら“騒ぎすぎ!”と出せたんですが…。キックオフの笛を吹いただけで終わりました」と頭をかいていた。

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