“美女DJポリス”ダメ出しされる

拡声器で呼びかける美女DJポリス=東京・渋谷
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 サッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会で日本代表の初戦となったコートジボワール戦が行われた15日、国内各地でパブリックビューイング(PV)が行われた。東京・渋谷のスクランブル交差点では女性のDJポリスが投入されたが、日本の逆転負けにもかかわらず大騒ぎとなり、痴漢まで出現。東京ドームでは3万5000人のサポーターが意気消沈した。大阪では元日本代表の釜本邦茂氏(70)が日本代表の問題点を指摘した。

 またもやスクランブル交差点が無法地帯と化した。終了から約20分後、青いユニホームの群衆が駅前で指を天に向けながらニッポンコールを始めた。

 赤ら顔の人も多く、信号が青になるたび対向者とハイタッチしながら横断。交差点中央では押しくらまんじゅうのようになり、倒れる人が続出した。ブブゼラの音が鳴り響くパニック状態を撮影していたのは映画監督の三池崇史氏(53)だ。

 800人が動員された警察官は人の壁を作り、斜め横断を禁止。審判さながらに笛を吹いて注意を呼びかけたが、レッドカードもののマナー違反は止められず。警視庁渋谷署は20代女性の体を触ったとして、東京都迷惑行為防止条例(痴漢)の疑いで、川崎市に住む自称無職の40代男を現行犯逮捕した。

 昨年6月、W杯最終予選の豪州戦の時に名スピーチで混乱を回避した“DJポリス”は不在。3人の“美女DJポリス”が拡声器で声をからしたが、サポーターに「スピーチが業務的!もっと自分の心を出さないと」とダメ出しされていた。

 ペナルティのワッキー(41)は東京ドームから駆け付け清掃活動を試みたが、瞬く間に人だかりができ断念。近くのセンター街の奥で清掃活動を行い「人出が予想以上でした」と反省した。スクランブル交差点の混乱には「みんなでルールを守って“いい風物詩”になれば」と、サポーター道を説いた。

 柏レイソルのジュニアユースチームにも所属した歌手のナオト・インティライミ(34)は渋谷のライブハウスで行われたPVに参加。試合後は頭を抱え、目をうるませながら退場し「苦しいなあ、きついね。今日は切り替えられない」とショックを隠せず。それでもサポーター300人に「奇跡作ろう。ベスト8。歴史作ろう!」と呼びかけた。

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