憂歌団・木村「死ぬまで歌い続けるぞ!」
昨年、15年ぶりに活動を再開した大ベテランブルースバンド「憂歌団」が1日、東京・日比谷野外音楽堂で今年初の東京公演「東京一回目。」を行った。
昨年12月に加入した元RCサクセションのドラマー・新井田耕造(61)を含む4人全員が60代になった憂歌団だが、代表曲「胸が痛い」「嫌んなった」「おそうじオバチャン」など全26曲を約2時間半にわたって熱演。ボーカル・木村充揮(60)とギター・内田勘太郎(60)による派生ユニットで今年デビューした「憂歌兄弟」の曲も「思い出酒場」など4曲を演奏した。
憂歌団のライブは3月の大阪、4月の「ARABAKI ROCK FEST.’14」に続いて今年まだ3度目だが、鉄壁の名人芸を見せつけた。
木村は「ボチボチ、好きにやっていきます」と、マイペースで活動していくことを宣言。予定になかった2度目のアンコールで披露した加山雄三のカバー「君といつまでも」では、語りの部分を「僕は死ぬまで歌い続けるぞ!」と言い換え、大歓声を浴びていた。