内田裕也 ASKA容疑者を一喝
ロック歌手の内田裕也(74)が21日、都内で行われた「パチスロ鉄拳3rd」の特別先行展示会に登場。自身も大麻取締法違反で起訴猶予処分となった前歴がある内田は、17日に覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された「CHAGE and ASKA」のASKA(本名宮崎重明)容疑者(56)を一喝するとともに、励ましの言葉も贈った。
内田は「彼とは一面識もないです。俺らロックンロール派とは違うけど」と前置きし「彼も還暦近いしね。せっかく才能のある人間なんで。やるならもっと若い時にやれ、と。何々までならいいとは言わないけど」と、一風変わったしっ責。
自身は、1977年に大麻を回しのみし、大麻取締法違反容疑(起訴猶予処分)で事情聴取され、83年6月には銃刀法違反で逮捕、2011年5月には復縁を迫ろうと交際女性(50)宅に侵入し、強要未遂容疑で逮捕されるなどの前歴がある。その上で「更正して、まだ時間はあるから、新しい才能を(はぐくんで)。(拘置されて)中に入るとすごく研ぎ澄まされますから」と激励した。
また、かわいがっていた後輩の名を挙げて「桑名正博(故人)も(薬物で逮捕後)『月のあかり』って名曲を書いた。神が与えたチャンスだと思って頑張ってほしい。早く有罪が確定してきちんと務めていい曲を。アーティストには曲しかないんだから」と、道を指し示した。
ASKA容疑者に関連したCDやDVDなどが回収されたことには、逮捕歴のあるアーティストが多いことを指摘し「おかしいと思う。CD屋が成り立たない。それはちょっとね。レコード会社も稼ぐ時は稼いだんだから。散々もうけといてね」と、苦言を呈していた。
