俳優・火野正平（６４）が７日、都内で、ＮＨＫＢＳプレミアム「にっぽん縦断　こころ旅」（３月３１日スタート。月～金曜、前７・４５）の会見に出席した。

　午後３時の会見に姿を見せた火野は開口一番、「佐村河内です。耳は聞こえています」とこの日午前から、ゴーストライター問題などで会見を行った佐村河内守氏をいじり、あいさつした。

　番組は火野が自転車で日本を縦断する旅番組で４年目に突入。今年１月に４７都道府県を走破した火野は再び“ゴーストライダー”なしで全国を駆け巡ることになるが、「べっぴんさんだらけのところにいきたい」と“元祖モテ男”らしく女性との出会いを活力にペダルをこぐことを誓っていた。

　火野はこれまで、のべ３０４日６５５７キロを走破している。旅を通じて変わった点を問われると、「始めたころは人に嫌われていると思っていた。スキャンダルばかりだったし、女の敵と言われていたから」と苦笑いしながら、「知らない人に話しかけるようになった。世間は優しい。自分も変わったよ、よくしゃべるようになった」と心境の変化を口にしていた。