モナ 6月に流産していた 悲しみ乗り越え双子妊娠
第2子、第3子となる双子を妊娠したことを12日に発表した中西モナ(37)が同日深夜、ブログを更新し、6月に一度流産していたことを明かした。モナは「今回の双子ちゃんは、その時のベビーが帰ってきてくれたのかなぁ」とつらく悲しい体験を経て授かった命に、改めて感謝した。
双子の妊娠をブログで報告したモナは、「実は、6月に一度流産をしてしまいました。稽留流産だったために、病院に半日入院で処置をしなければならなかったのですが、お腹の中に来てくれた小さな命を、心臓が動いてないにしろ取り出すという処置は、精神的にかなりきつかった」と打ち明けた。
稽留(けいりゅう)流産とは、妊娠6、7週目に起こりやすいのが特徴で、子宮内で受精卵や胎児が死んでしまっている状態を言う。自覚症状はなく、超音波検査などで発見されることがある。
モナはこの悲しい出来事を通して、「子供を授かって、産むという事が、どれほど当たり前では無い事なのかということを、改めて痛感しました」と告白。「今回の双子ちゃんは、その時のベビーが、帰ってきてくれたのかなぁなんて、思ったりしております」と心境をつづった。
モナは2010年8月に一歳下の一般男性と結婚。不妊治療の末、12年7月に第1子となる長女を授かった。
10年春ごろには「多嚢胞(たのうほう)性卵巣症候群」であることが判明。卵巣の表面が肥厚して、排卵が起こりにくくなり、卵巣内にたくさんの卵胞がたまってしまう病気で、モナは、不妊の原因に多囊胞‐を挙げ、不妊治療を続けていた。
モナは12日午前、マスコミ各社にファクスを送り、双子を妊娠(4カ月)し、来年6月中旬出産予定であることを発表。順調な経過を報告していた。