元ＡＫＢ４８の前田敦子（２２）との交際が報じられている歌舞伎俳優・尾上松也（２８）が１日、都内で「明治座　十一月花形歌舞伎」の初日公演を前に囲み取材に応じた。

　報道陣から「（前田に）いちずですよね？」と尋ねられた松也は「どうでしょうね」とニヤリ。共演の市川笑也（５４）、市川右近（４９）、中村獅童（４１）らに前田を紹介するかについても「何を紹介していいのか…」と余裕の表情でとぼけ通した。

　９月に行われた同公演の製作発表会見で獅童が「マッティー（松也）のほうがもてますもん。いま、俺、言ったら記事がダーンとデカくなる」と“予言”したのが熱愛騒動の始まりだった。

　松也は「獅童さんが面白いこと言ってるなーって思ってました」とネタにされながらも、まるで人ごとのように見ていたことを告白。プレイボーイ疑惑については「もてません」と改めて否定した。

　図らずも松也にスポットライトを向けさせる形となった獅童は「（前田との関係は）何も知らなかったのに、場を盛り上げようと余計なことを言って…」と恐縮しきり。過去には数々の芸能人との浮名を流した実績もあるが「アドバイスは」という質問には「ここでしなくてもいいでしょう」と苦笑いだった。

　公演は２５日が千秋楽。昼の部では歌舞伎十八番の「鳴神」、母への慕情を描いた「瞼の母」、夜の部ではやはり歌舞伎十八番の「毛抜」、江戸の長屋を舞台にした「権三と助十」などが上演される。右近は「バラエティー豊かな公演なので、楽しんでいただけると思います」とアピールした。