みの「判断間違え…」散り際の美学?

 次男で日本テレビ社員の御法川雄斗容疑者(31)が11日に窃盗未遂容疑で逮捕されたタレント・みのもんた(69)が13日、鎌倉市の自宅前で取材に応じ、「大変ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と謝罪した。この日午前、報道番組への出演自粛を発表したみのは、会見で復帰時期について「局の方に聞いてもらうしかありません」と発言。細川ガラシャの辞世の句を引用し、散り際の美学に言及するなど、“引退”の2文字もちらつかせる会見となった。

 集まった報道陣を前に、みのは「家族の一員、切っても切れないもの」「うちのせがれ。信じています」と息子への深い愛情を示し、時に涙をにじませながら、質問に答えた。

 11日の逮捕当日は、マスコミ各社にファクスで謝罪のコメントを発表したが、番組出演については言及していなかった。しかし13日、「報道に携わる人間として」、報道番組への出演自粛を発表。当面はTBS系「みのもんたの朝ズバッ!」「さたでーズバッと」への出演を自粛することとなった。

 ここまで騒ぎが大きくなるとは予想していなかったのか…。会見では「日本の報道の世界はおもしろいね」「みのもんたの息子じゃなかったら、こんなに大きくはならなかったのに」とマスコミへの皮肉めいた発言もちらほら。

 「みのもんた」としての現在の心境を問われると、1分間ほど考えた末に、「判断を間違えるとね…」とポツリ。この発言は次男逮捕後の自身の対応についてを指すと思われ、さらに、細川ガラシャの辞世の句『花も花なれ人も人なれ』を読み上げ、「その言葉はなるほどな、と思います」と話した。

 ガラシャの句は“花も人も散る時を心得てこそ、その花(人)本来の美しさを後の世に残すことができる”という意味合い。『潔く散る=(報道番組からの)降板』を示唆したとも受け取れる発言。今回の報道を受け、そんな辞世の句が頭をよぎったことを明かした。

 みのは会見で、報道番組への復帰について、「結果が出るまで自粛する、それしか言いようがありません。その後は局の方に聞いてもらうしかありません」と話した。

 御法川容疑者は、8月13日に港区新橋のコンビニにあるATMで、不正に入手した他人のキャッシュカードを使い、現金を引き出そうとした疑いで、今月11日に逮捕された。

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