三浦雄一郎氏 宮崎監督に復活を期待
史上最高齢の80歳で世界最高峰エベレスト登頂に成功した冒険家の三浦雄一郎氏(80)が6日、都内で、年齢を重ねて人生を楽しんでいる人を表彰する「第11回グッドエイジャー賞」の授賞式に出席し、特別賞を受賞した。
“生涯現役”を貫く三浦氏は、宮崎駿監督の引退に「ちょっと、もったいない。イマジネーションの世界なので、年齢は関係ないと思っていた。復活すると期待したい」とコメント。
宮崎監督の作品では、「千と千尋の神隠し」が好きといい、「自由奔放なイマジネーション。絢爛(けんらん)豪華な世界に入っていけた」と振り返っていた。
自身は今年3度目のエベレスト登頂を達成したが、現役を続行。今後は85歳でヒマラヤをスキー滑走することを目標にしている三浦氏は「父は101歳まで滑っていた。超えてみたい」と“超人”ならではの目標を掲げていた。
