杏 朝ドラ恒例?“川落ち任務”完了

次期NHK朝ドラ「ごちそうさん」をPRした杏=大阪市内
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 9月30日にスタートする次期NHK朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」でヒロインを務める女優・杏(27)が2日、大阪市の同局で会見し、現在進行中の撮影では「朝ドラヒロインの伝統」との“珍命”を受け、豪快に川に落ちる体当たり収録も完了したことを明かした。

 この日は同作第1週分の完成披露試写が行われ、上演後に会見した。杏は第6話のラストで、子役の豊嶋花からのバトンタッチで登場。いきなり174センチの高身長を“ネタ”に、舞台となる大正時代の家屋の低い鴨居におでこをゴツンとぶつけるシーンからスタートする。「本番以外でも、何も考えていない時に、天井からぶら下がっているものに、頭をぶつけています」と高身長ゆえの“悩み”を明かし、頭をかいた。

 さらに第4週分では、川岸でよろけ、着物のまま腕をぐるぐる回しながら、川に豪快にドボンとハマるシーンも登場するという。杏は「朝ドラのヒロインは、川や海にハマるのが伝統らしくてですね…」といまだに疑心暗鬼の様子だが、「1回しかトライできないので、全力で。きっちり伝統を踏襲しました」と胸を張っていた。

 最近の朝ドラでは、10年放送の「てっぱん」の瀧本美織や、現在放送中の「あまちゃん」の能年玲奈が海に飛び込むシーンが記憶に新しいが、“伝統”かどうかは微妙で、現場のノリで“珍命”が飛び、これに杏がガチで応じたようだ。

 同作は明治から大正・昭和を舞台に、東京の洋食屋の娘として育った、食いしん坊のヒロイン・卯野め以子(杏)が大阪に嫁ぎ、料理で家族を幸せにする物語。杏は現在の「あまちゃん」が好調であることに、「すばらしいこと。この勢いのまま『ごちそうさん』を見ていただければ」とアピールしていた。

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