吉本興業創業１００周年記念事業の一環で、よしもと芸人の似顔絵を一般募集した「よしもと芸人似顔絵コンテスト」の最優秀作品に、お笑いコンビ・ＮＯＮ　ＳＴＹＬＥを描いた香川県高松市在住の会社員女性(28)の作品が選ばれ、７日、大阪・なんばグランド花月で授賞式が行われた。

　全１４８２点の応募の中から最優秀賞を獲得した女性に、プレゼンテーターを務めたＮＯＮ　ＳＴＹＬＥから、賞状と賞金１００万円が贈られた。

　アクリル絵の具を使用した正統派の作品で、ファンだというＮＯＮ　ＳＴＹＬＥが漫才するシーンをモデルに、約１週間で制作。授賞式でＮＯＮ　ＳＴＹＬＥと対面し、井上裕介、石田明のどちらが好きかと聞かれた女性は「ふたりとも。あんまり直視できないです。あこがれの気持ちがあって」と緊張した様子。井上に「緊張するなよ！」と肩を抱き寄せられる一幕もあったが、「今後の人生でこういう機会はないだろうと思うので、よかったです」と感激していた。

　見事な作品をみて、石田は「素敵です。この絵は井上さんの刈り上げがまだ右側の時ですね。今は左側ですから。僕たちってこんなに楽しそうに漫才をやってんねんな」。井上は「今後、ツアーとかをするとなった時、ポスターやチラシで、このイラストを使わせていただけるのであれば、そういうのもできたらなと思います」と喜んでいた。