矢口真里騒動 芸能界のご意見番も迷走

 タレント・矢口真里が自らの不倫疑惑が引き金となり、俳優・中村昌也と5月30日に離婚してから3週間が過ぎた。

 矢口は5月24日に「体調不良」を理由にテレビ出演を欠席して以降、記者会見もブログの更新も行わず、貝になっている。

 芸能界の“ご意見番”たちは16日、それぞれ生出演した番組で持論を展開。和田アキ子ですら「こんなに長引くとは…」と漏らすなど、何が正解なのか、分からず、矢口騒動は“迷走”状態となっている。

 芸能界のゴッドねえちゃんこと、和田も16日のTBS系「アッコにおまかせ!」で「こんなに長引くとは…」とため息を漏らすなど、事態収拾の兆しの見えない矢口の離婚騒動。

 矢口は5月23日にインターネット番組に出演後、報道陣に囲まれ「お騒がせしてすみません」と口を開いたきり。同24日以降はテレビ番組出演を「体調不良」「急性胃腸炎」を理由に休み、その後は、金曜レギュラーを務めていた「日本テレビ系「ヒルナンデス!」などレギュラー3本を降板し、表舞台から姿を消している。

 和田は16日、矢口問題について「『体調不良』やったら、誰か看てあげなあかんよ。日本には名医がいっぱいいるんやから」と切り出し、「言うてる意味、分かってるやろ」と長期休養になった理由が「体調不良」ではないことを示唆し、チクリ。「もっと早く出てきて謝ってれば…ちょっと遅すぎるよね。(出てきて不倫を)認めてもおかしいし、認めなくてもおかしい…」と歌手デビューから45周年を迎えた“芸能界のご意見番”ですら、的確な助言ができない事態となっていることを認めざるを得なかった。

 また、矢口騒動について、当初から「あまりにも常識がなさすぎるし、結婚に対する意識も低すぎる」と厳しい意見を口にしていた女医でタレントの西川史子も16日、TBS系「サンデー・ジャポン」に生出演し、「私、先週(の放送で)『(自分の口で)説明しないと始まらない』と言ったんですけど、説明したら、(芸能界で)終わっちゃう、ということなのかな、と。自分に置き換えた時に、何か問題を起こした時に…自分に正直に言うことが理解を得てもらうことなのか…」と一度は口にした自らの発言にブレや迷いが生じてきたことを正直に告白。その上で「これから先、芸能界にいたいなら、(説明は)必要。本人が『言いたい』って言えば」と含みを持たせた表現で持論を展開した。

 番組にゲスト出演したお笑いタレント・友近は、降板や休養の理由が「体調不良」「急性胃腸炎」と発表されていることに、「周りのタレントさんが(イベントなどに出席した際)『早く体調よくなってほしい』とか(エールを送ったりして)、それに乗っかってるみたいで、ミニコントみたいになってますよね」と苦笑い。西川は「だれもそうは思ってないよね」と苦笑しながら合いの手を入れていた。

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