俳優の田島優成が、２１日に出演予定だった舞台「効率学のススメ」の会場である東京・新国立劇場に姿を見せず、公演中止となった騒動で２３日、都内で謝罪会見を行った。

　役柄のため金髪スタイルの田島は、目を潤ませながら経緯を報告。当日は田島の携帯電話の充電が切れていたため、スタッフは連絡がつかず、午後０時４５分ごろに、安否確認のため自宅を訪ねてきたスタッフにも気付くことはなく、寝続けていた‐などと説明した。公演は午後１時からだったが、田島が目を覚ましたのは、午後２時前だったという。

　田島は２３日、「謝罪」のタイトルで公式ブログを更新。「４月２１日の『効率学のススメ』公演中止の件に関しまして、皆様にお詫びを申し上げます」と切り出し、「今回のことは、全て私の不注意が原因です。申し訳ありません。どのようにお詫びをしても取り返しのつかないことをしてしまったと重々承知の上、皆様にこれ以上のご迷惑をおかけしないためには、残り６回の公演を今まで以上に気を引き締めて、作品の上演に貢献できるよう努めたいと思っています。」と記した。

　さらに「今回自分の引き起こした失態を深く反省し、俳優として、社会人としての責任の取り方をしっかり考えていく所存です。本当に申し訳ありませんでした。」と謝罪。「責任の取り方」という言葉がどういう意味なのか、今後の展開が気になるところだ。