世紀の銀座お練り 海老蔵ら傘差さず

 4月2日の歌舞伎座の新開場を記念して、中村時蔵、中村橋之助、市川海老蔵、中村勘九郎、市川猿之助、市川中車ら歌舞伎俳優63人が27日、東京・銀座の目抜き通りをパレードした。銀座の大通りを歌舞伎俳優が“お練り”するのは、史上初。花冷えの寒さと、小雨が降る悪条件にもかかわらず、沿道には約3万2000人のファンが駆けつけ、ひいきの俳優に声援を送った。

 “世紀のお練り”と銘打ち、開催されたパレード「GINZA 花道」。小雨が降る中、纏(まとい)や木遣り(きやり)に先導され、銀座一丁目から和光前まで約400メートルを練り歩いた。

 スタート地点では、沿道のファンによく見えるようにと、全員が用意された透明のビニール傘を差さずに歩き、心地良い“声援の雨”に笑顔で応えた人気俳優ら。2列目を歩いた橋之助は声援にガッツポーズを見せたり、沿道のビルから声援を送る人たちに向かって海老蔵が大きく手を振るなど、ファンも俳優も笑顔が満開の“お練り”となった。

 昨年6月に9代目中車を襲名した俳優・香川照之には「澤瀉屋(おもだかや)~!!」という声援が飛び、中車が深々と頭を下げる場面も。

 俳優らにとっても興奮する経験だったようで、市川染五郎はパレード後にブログを更新し、「熱狂的で楽しい時間でした 一生に一度しかないこの経験 貴重で素敵なこと 歌舞伎を勤めるエネルギーとなりました ありがとうございました!」と感謝した。

 パレードに先立ち、あいさつした日本俳優協会会長・坂田藤十郎(81)は「あいにくの天候ですが、芝居の方ではお客さんが“降り込んでくる”という縁起のいい門出です」とえびす顔だった。

 28日には歌舞伎俳優が舞台に勢揃いして手締めをする「古式顔寄せ手打ち式」が行われる。

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