キャプテンハーロックをフルCG映画化

 漫画家・松本零士氏(75)の人気漫画「宇宙海賊キャプテンハーロック」がアニメ映画「キャプテンハーロック」(仮題)として今秋に公開されることがわかった。31日、都内で行われた映画会社・東映のラインナップ発表会で明らかにされた。映像化は1983年以来30年ぶりで、技術を駆使したフルCGで描かれる。

 製作期間5年、総制作費は同社のアニメ映画史上最高の3000万ドルがかけられた大作で、監督は「APPLESEED」(04年)の荒牧伸志氏(52)が務める。ストーリーは、原作の外伝的な展開になるといい「亡国のイージス」(99年)の福井晴敏氏(44)が手がける。CGを駆使した迫力の映像が期待できそうだ。

 同作は現在、ヨーロッパで高い支持を集めており、当初から海外展開を視野に入れたビッグプロジェクト。池澤良幸プロデューサーは「松本先生も新しい映像に驚き、評価を頂いております」と手応えを明かしていた。

 「銀河鉄道999」などで知られる松本零士氏が手掛けた「キャプテン‐」は1977年1月から1979年6月までプレイコミックで連載され、78年3月から79年2月までテレビ朝日系で放送された本格SFアニメ。体制に反逆し、己の信じるものにのみ忠実な男気あふれるアウトロー、宇宙海賊キャプテンハーロックは、松本氏が生みだしたキャラクターの中でも特に人気の高いキャラとして知られている。

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