ＮＨＫは７日、病気療養中だった石川洋（いしかわ・ひろし）チーフアナウンサーが６日に亡くなったことを発表した。５３歳だった。

　石川アナは１９８３年にＮＨＫに入局し、スポーツ実況アナウンサーとして活躍。オリンピック放送には１９９４年の冬のリレハンメル大会でキャスターとして初めて携わって以来、計９大会に携わり、２００４年のアテネ五輪競泳平泳ぎ１００メートルではインタビューを担当、初の金メダル獲得直後の北島康介から「チョー気持ちいい！」の名言を引き出した。この言葉は同年の流行語大賞にも選出された。