紅白司会は3年連続の嵐と初の堀北真希

紅組の司会に決まり、抱負を語る堀北真希=東京・渋谷のNHK(撮影・西岡 正)
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 NHKは16日、東京・渋谷の同局で大みそかに行われる「第63回 NHK紅白歌合戦」(総合、ラジオ第1 後7・15~後11・45)の司会者を発表した。

 すでに紅白応援隊として2年連続のAKB48と5年連続のテリー伊藤は決定していたが、白組は3年連続で「嵐」が。紅組は同局朝の連続ドラマ「梅ちゃん先生」で20%を超す視聴率を残した女優・堀北真希が初めて選ばれた。また、総合司会には有働由美子アナウンサーが選ばれ、2008年に「エンヤ」の曲紹介をして以来の紅白復活となった。

 歌番組初司会となる堀北は、第59回(2008年)のゲスト審査員以来の紅白出演。「自分の気持ちを言葉で伝えられるよう特訓したい。1年の最後を皆さんとともに笑顔で締めくくりたい」と決意表明した。

 嵐の相葉雅紀は「3回も司会をやせてもらえるなんて信じられない。うれしいです。今年の最後を締めくくれるようがんばります」と感想。昨年は紅組に敗れているだけに、大野智は「優勝旗を自分が持てるようがんばります」と気合いを込めると、松本潤が「一人で?」と突っ込み、大野が「みんなで持ちたいです」と言い直す一幕もあった。

 今年は初めて屋外での発表。嵐、堀北とも、NHK側から9月上旬に司会のオフォーがあり、快諾してくれたという。

 堀北の起用理由は「梅ちゃん先生」でヒロイン・梅子を演じ、絶大な支持を得たこと。戦後復興期の混乱の中にあっても、明るい笑顔と希望を絶やさない梅子の姿が日本中に深い共感を呼んだ。

 嵐はCD&DVDの大ヒットともに、歌の力を通じて復興支援に積極的に参画してきた。

 嵐は2度の司会を務めて1勝1敗。これまでの通算成績は紅29勝、白33勝となっている。

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