浅田真央、平昌五輪まで現役続行を明言

寝具メーカーの新商品発表会に登場した浅田真央=東京・六本木(撮影・佐々木彰尚)
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 フィギュアスケートの浅田真央(25)=中京大=が12日、都内で寝具メーカー「エアウィーヴ」の新商品発表会に出席し、公の場では初めて18年平昌五輪までの現役続行を明言した。

 キュートなピンクのワンピース姿で登壇した真央は「今は何があっても最後までやりきるという強い気持ちがある。五輪に2回出てきて、選手としての最高の舞台。もう1度出たいという気持ちがある。それが私の最終目標となる」と話した。その上でまずは五輪プレシーズンとなる来季に向けて「シーズンを終えて、次の目標が見つかったので、もうスタートしていかないといけない。次に向かって、また来季頑張りたい」と、意気込んだ。

 真央は14年ソチ五輪後、1年間の休養を経て、昨季から競技に復帰。復帰当初は平昌五輪については「今は考えていない」と話していた。復帰後、GP初優勝を果たした昨年11月の中国杯後は「(五輪は)頭の片隅にある」とし、徐々に前向きになっていた。

 その後、不振に陥り、昨年12月の全日本選手権では引退も考えて臨むなど、心の揺れ動きもあったが、復調への手応えをつかむ中で心は現役続行へと再び傾いた。今月上旬まで行われた世界選手権の大会前、米メディアに18年平昌五輪まで競技を続ける意向を表明。米NBCスポーツは真央が「五輪代表になれたらですけど」と笑いながら、18年まで現役の意思を示したと報じていた。

 世界選手権では7位入賞を果たし、来年の世界選手権の日本女子出場枠3枠確保に貢献。帰国後は現役続行を明言した上で「選手である以上は勝ちにこだわらないといけない。来季は結果を求めてやっていきたい」と、意気込みを語っていた。

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