野口&広瀬総監督一問一答(1)

 「名古屋ウィメンズマラソン」(13日、ナゴヤドーム発着)

 女子マラソンのリオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた大会で、アテネ五輪金メダリストの野口みずき(37)=シスメックス=は2時間33分54秒で23位。ナゴヤドーム内での記者会見に所属先の広瀬永和総監督と出席した。

 -レースを振り返って。

 野口みずき(以下野口)「最後の五輪への挑戦ということでリオに向けて挑んできたが、ここ最近の故障がちな感じからは抜け出すことができず、それでもあきらめずに広瀬監督とともにやってきた。途中で足の抜ける感じだったり、右足が気になったりしたが、走りきることができて本当によかった。沿道のみなさんの応援と走っているランナーの方の応援がすごくて、最後の10キロは花道のような感じでした。本当に最高の42・195キロでした」

 広瀬総監督(以下広瀬)「本人が納得いく練習はやってきたつもりだが、体調面は上がってこなかった。でも、どうしても本人がこのレースだけは走りたいと言い、今までやってきたことをみなさんに見てもらいたいという思いでやってきた。今までやってきたことを今の状態ですべて出し切ってくれた。本当によく走ってくれた」

 -どのあたりから足に異変があったか。

 野口「右足は10キロ付近くらいから。肉離れではないがピッと筋肉が痛いなと思って、その後は気になりながらも何とか耐えた。先頭争いは最初の5キロの給水で少し間が空いてしまって難しいなと思い、10キロくらいからだんだん先頭の姿が遠くなって厳しいかなと。厳しくなってからは自分のペースで走りきろうということしかなかった」

 -五輪出場はかなわなかった。

 野口「前半の方で戦いから外れてしまったことは悔しい思いでいっぱい。でも、今の力で精いっぱい、ここ数カ月やってきたので悔いはないです。五輪選考レースで他の選手と戦えて光栄だった。五輪への挑戦(の思い)もあったが、2年半前のモスクワ世界陸上で途中棄権してしまったことが心の中で引っかかっていて、どうしても走り抜きたいと思っていた。その間にも足が抜ける感じ状態があったり、練習でここと(到達)ラインを決めても達成できなかったりして本当にもがいていた。一度は走るのが怖いと思ったこともあった。でも、向き合って、広瀬さんのアドバイスを受けながらトレーニングして本当によかったと思う」

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