大相撲の元大関、把瑠都(本名カイド・ホーベルソン)が31日、さいたまスーパーアリーナで行われた総合格闘技「RIZIN」でプロデビューし、キックボクシングの強豪ピーター・アーツ(オランダ)から判定勝ちを収めた。
力士時代は「エストニアの怪人」と呼ばれた把瑠都は「バルト」のリングネームで登場。巨体を生かしてアーツを何度も倒し、押さえ込む展開で圧倒した。3分3ラウンドを闘い「緊張して、思ったような勝ち方ができなかった」と反省した。
2013年9月に大相撲を引退。四角いリングでの白星発進に気持ち良さそうな笑顔を見せた。