初GP16歳永井優香が堂々3位!

 「フィギュアスケートGPシリーズ第2戦・スケートカナダ第2日」(31日、カナダ・レスブリッジ)

 女子フリーが行われ、SP3位で永井優香(16)=駒場学園高=がフリー7位の109・57点をマークし、合計で自己ベストとなる172・92点で3位になり、GP初出場で堂々表彰台に上った。

 日本フィギュア界期待のネクストヒロインが、輝きを放った。冒頭の3回転ルッツ-3回転トーループの連続ジャンプを鮮やかに決めると、その後、ジャンプのミスはあったが、初出場とは思えない伸びやかな演技で観客を魅了。演技後はキュートな笑顔とともにピョンと跳びはねながらのガッツポーズで、声援に応えた。

 初のシニアGPでのメダル獲得に「信じられない結果。今できることを精いっぱいできたことが一番うれしい」と、ニッコリ。次戦のロシア杯(20日開幕、モスクワ)の結果次第で、GPファイナル(12月・スペイン、バルセロナ)出場の期待も懸かる。

 SP1位のアシュリー・ワグナー(米国)がそのまま逃げ切って202・52点で優勝。世界女王のエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)が2位に入った。日本の村上佳菜子(中京大)は171・59点で4位だった。

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