白鵬父、帰化は「タイミングでない」

父・ムンフバトさんに水をつける白鵬。左端は母・タミルさん(撮影・佐々木彰尚)
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 「大相撲初場所 千秋楽」(25日、両国国技館)

 史上最多33回目の優勝を決めていた白鵬が鶴竜との横綱対決を寄り切りで制し、13年夏場所以来となる11回目の全勝優勝を成し遂げた。

 モンゴルから駆け付けた白鵬の父ムンフバトさんと母タミルさんが、館内で取組を見届けた。支度部屋での記念撮影では白鵬の隣に座って何度も万歳を繰り返した。「本当に良かった。うれしい。これからもどんどん優勝を重ねてほしい」と、自身もモンゴル相撲の横綱で国民的英雄であるムンフバトさんは息子をたたえた。

 また、白鵬が相撲協会に残るためには日本国籍を取得しなければならないが、帰化に関しては「今はそのタイミングではない」と話した。

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