白鵬はヒヤリ全勝守る 遠藤は5敗目
「大相撲初場所・7日目」(17日、両国国技館)
単独で史上最多となる33度目の優勝を目指す横綱白鵬(29)=宮城野=が小結高安に攻め込まれ、ヒヤリとさせられたが、最後は倒れ込みながらの寄り切り。白鵬の手が先についたのではと物言いがついたが、行司軍配通り、勝ち名乗りを受け、全勝を守った。
結び前の一番は東前頭3枚目の遠藤(24)=追手風=が横綱鶴竜に突き倒しで敗れ、5敗目(2勝)を喫した。
立ち合いから突っ張り合いとなった一番は、遠藤が先に引いたところを鶴竜が一気に攻め込み、土俵の外に突き倒した。鶴竜は5勝2敗となった。
7日目を終わって全勝は白鵬だけで、1敗は日馬富士、大関稀勢の里、平幕隠岐の海の3人になった。関脇逸ノ城は稀勢の里に完敗し4敗目。
