体操男子の新春公開合宿が１１日、都内で行われ、世界選手権個人総合６連覇の期待がかかる内村航平（２６）＝コナミ＝は「１年後に五輪が控えている。今年を五輪の年ととらえてもいいかなと。あと１年しかないと思って、しっかりと視野に入れて頑張りたい」と、抱負を語った。

　１月３日に２６歳となった絶対王者。体の衰えは感じつつも「去年、２５歳で１回（体力的なものが）くると言われていたのを乗り切った。ケガに気を付けつつ、練習は落とさないように頑張りたい」と、調整に自信を見せた。

　集大成の目標とする２０２０年東京五輪まで、１２日であと２０２０日。「あんまりピンとこないですけどね。まずはリオ五輪までをしっかりやること。それが東京につながると思う」と見据えた。