水連が冨田の窃盗事件で謝罪文

 日本水泳連盟は30日、仁川アジア大会の競泳日本代表・冨田尚弥(25)=チームアリーナ=が韓国メディアのカメラを盗んだ事件で、29日に略式起訴されことを受け、同連盟の公式ホームページで謝罪文を掲載した。

 同連盟では「本連盟としまして、被害者、韓国組織委員会、アジアオリンピック評議会及び国民の皆様に深くお詫び申し上げます。各選手の指導・管理を徹底してまいりましたが、このような事態をまねいてしまいました事を深く反省致します。今後は二度とこのような事が起こらないように更に指導・管理を徹底していく所存です」などと謝罪。今後は各関係者の報告を受け、厳正に対処していく方針を示した。

 起訴内容は、冨田が25日にチームの応援で訪れた文鶴水泳場の記者席で、記者が離れた隙にカメラの望遠レンズを外し、800万ウォン(約83万円)相当の本体を盗んだ、とみられる。冨田は26日夜から事情聴取され、容疑を認めたという。日本オリンピック委員会(JOC)は27日に日本選手団から追放したが、同選手は選手村での待機を命じられていた。

 韓国・仁川地検は29日、窃盗罪で冨田を罰金100万ウォン(約10万円)の略式起訴処分とし、冨田は即日納付。30日に選手村を離れた。

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