競泳日本代表に瀬戸、渡辺、大橋ら 平井監督「ジャパンオープンで大幅に増えること期待」

世界水泳選手権大会の代表に選出された瀬戸大也(左)、大橋悠依=味の素ナショナルトレーニングセンター(撮影・堀内翔)
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 日本水泳連盟は9日、世界選手権(7月、韓国・光州)の日本代表17人とユニバーシアード大会(7月、イタリア・ナポリ)の日本代表32人を発表した。世界選手権の男子代表はバタフライ、個人メドレーの瀬戸大也(ANA)、平泳ぎの渡辺一平(トヨタ自動車)ら10人、女子は個人メドレーの大橋悠依(イトマン東進)ら7人。

 都内での会見に臨んだ瀬戸は「夏は得意なので世界一を目指して泳ぎたい。ケガと病気をしないでいけば、いい色のメダルを取れる」と意気込めば、200メートル世界記録保持者の渡辺は「世界選手権では200メートルで世界記録を出して優勝し、(東京五輪の代表に)内定したい」と、光州世界選手権の金メダルで手にできる東京五輪代表を見据えた。

 17年世界選手権200メートル個人メドレー銀メダリストの大橋は「2年前の自分を超えるチャンス。自己ベストを更新してメダルを取りたい」と、頂点をにらんだ。

 平井伯昌監督は「(日本選手権は)7日間の長い大会だったが、前半は重苦しい雰囲気から始まった。とても長い一週間に感じた。ジャパン・オープンで大幅に増えることを期待する。世界選手権については、4年前の世界選手権は3つの金メダルで、リオデジャネイロ五輪の内定を得られた。今回は短水路、長水路の世界記録保持者もいる」と話した。

 今回の代表は8日まで行われた日本選手権の結果を基に選考。追加選考会は5月30日のジャパン・オープン(東京辰巳国際水泳場)となる。

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