伊達「すごく悲しい。すごく悔しい」

全米オープン準決勝敗退で悔しさをあらわにしたクルム伊達
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 全米オープンテニスの女子ダブルス準決勝に4日(日本時間5日)バボラ・ストリツォバと組んで出場し、エカテリーナ・マカロワ、エレーナ・ベスニナ組に敗れて決勝進出が成らなかったクルム伊達公子(43)が同日、ブログを更新し「悲しい」「悔しい」と内心を吐露した。

 5-7、3-6で敗れた試合を振り返り、「大きなチャンスをものにすることができなかった」と惜しんだ伊達、「すごく悲しい。すごく悔しい」とわき出る感情を隠さず文字にした。

 「何をするべきだったか…もっとリスクを取らなきゃいけないレベル。普通ではダメだった」とグランドスラム準決勝のレベルの高さを実感した。

 しかし、伊達の切り替えは早い。ツアーコーチと相談して次戦を香港オープンのシングルスに決め、すぐ移動することを決めた。

 「まずは短い時間の中で体を回復させ、時差ボケに慣れ、NYからさらに蒸し暑くなる環境に慣れ、ダブルス→シングルスへプレーを変え、環境が変わる事で順応しなければならない事がたくさん」

 そんなふうに前を向くことで、伊達は「悲しさ」と「悔しさ」を溶かしていった。

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