巨人、今季初の5連勝で広島に0・5差
「交流戦、巨人5-4日本ハム」(3日、東京ドーム)
巨人が逃げきって、今季初の5連勝で貯金を3。首位・広島に0・5ゲーム差と迫った。交流戦は開幕から4連勝。先発の菅野は約1カ月ぶりの5勝目(1敗)を挙げた。
菅野は毎回のように走者を背負ったが、粘りの投球で中盤まで無失点。七回に西川に右前適時打を打たれて1点を失い、この回までで降板。7回を投げて7安打1失点だった。白星を手にするのは5月5日の広島戦(東京ドーム)以来、4試合ぶり。勝ち星のなかった3試合は、計24イニングを投げて2失点と好投しながら打線の援護がなく、0勝1敗だった。
5-1の八回は戸根、田原誠、マシソンとつないだが、マシソンがレアードに3ランを浴びて1点差に迫られた。九回は沢村が3四球などで2死満塁のピンチを背負いながらも、谷口を左飛に仕留めて無失点で切り抜け、16セーブ目を挙げた。
打線は初回、長野の中前適時打で先制。五回には坂本の12号3ランなどで4点を加えた。
日本ハムは終盤に追い上げたが届かず、連勝は2でストップした。先発の吉川が4回2/3を9安打5失点で3敗目(4勝)を喫した。




