広島30勝、緒方監督「これから」

 「ロッテ2-4広島」(1日、QVCマリンフィールド)

 広島が接戦を制して、リーグ最速の30勝到達だ。初回に新井が2死一塁から、右中間を破る二塁打で先制。同点に追い付かれた二回には、2死一、二塁から菊池の左前適時打で勝ち越した。

 さらに同点の七回には、2死一塁から新井が左前打でチャンスメーク。一、三塁からエルドレッドが6試合、24打席ぶりの右前適時打で、勝ち越しを決めた。八回には2死一、三塁から、再び菊池が右前適時打。リードを2点に広げると、ヘーゲンズ、ジャクソン、中崎が、無失点リレーで試合を締めた。

 先発の野村は6回7安打2失点。要所を粘って昨年の5勝を越え、リーグトップタイの6勝目を挙げた。緒方監督は菊池の2安打2打点を絶賛。「カントリーの決勝打もそうだが、菊池の2打点がすごく大きかったね」と話すと、試合後の菊池は「昨日は(完封負けで)打てなくて負けた試合。なんとかしたかった。あした勝たないと意味がないので」と、早くも次戦に向けて気持ちを切り替えた。

 首位のチームは貯金6で、2位の巨人とは2・5ゲーム差。55試合目でのリーグ最速30勝到達。昨年の65試合より10試合も早い。「(交流戦は)まだ2試合。これから、これからだからね」とは緒方監督。3日からは本拠地に戻って、パ・リーグ首位のソフトバンクを迎える。まずは勢いに乗って、ロッテに勝ち越しを決めたい。

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